わがアリランの歌
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わがアリランの歌
(中公新書, 470)
中央公論新社, 1999.10
復刻版
- タイトル読み
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ワガ アリラン ノ ウタ
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注記
戦後の略年譜: p259〜261
内容説明・目次
内容説明
一家離散後、十歳で渡日した著者は、たちまち差別の目に囲まれる。二年間だけ通った昼間の小学校では危く「金山忠太郎」にならずにすむが、職を転々とする間、この名前はついてまわる。念願の学生となり創作に取組む時、著者の「総主題」は定まっていた。肉親への思い、友情、そして恋愛も、差別との対峙と深く関わる。ユーモアを湛えた悠揚迫らぬ筆で描かれたこの半生記は、在日朝鮮人の苦闘の根を照し出してあますところがない。
目次
- 離郷
- イルボンの地
- 小学校の三年間
- 職を求めて
- 屑屋修業
- 友と共に
- 学生となる
- 処女作のころ
- 恋愛をして
- 京城日報記者
- 関釜連絡船
「BOOKデータベース」 より