血液の物語
著者
書誌事項
血液の物語
河出書房新社, 1999.12
- タイトル別名
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Blood : an epic history of medicine and commerce
- タイトル読み
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ケツエキ ノ モノガタリ
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注記
原著 (Knopf, 1998) の全訳
参考文献: p480-482
内容説明・目次
内容説明
血液はなぜ巨大なビジネスと化したか。この“不思議な液体”と医学、文化、戦争、国家、経済とのかかわり、そして肝炎やエイズ禍、拡大化した血液産業など、血液の現状に警鐘を鳴らした全米で話題の書。日本を含む世界9か国を取材し、6年という年月をかけた第一級の大型ノンフィクション。
目次
- 第1部 血液と人間(十七世紀の輸血—おとなしい家畜の血を人間に;瀉血万能の時代;近代的輸血医学の幕開け—輸血方法の改善、血液型の発見、抗凝固剤の開発)
- 第2部 血液と戦争(血液供給システムの整備;大戦前夜;戦争と血液—大量生産される戦時物資、血漿;血液製剤の開発—負傷兵にアルブミンを;前線は全血を要求する)
- 第3部 血液と経済(内藤良一—戦後日本血液事業の雄;エドウィン・コーン—人類に血液成分療法をもたらした人物;血は商品か?—50年代‐60年代の血液事情;血液業界と肝炎—1970年代アメリカの血液事情;国際化する血液産業;血液産業複合体—アメリカと世界を結ぶ血漿ネットワーク;エイズ発生;検証—なぜ有効な薬害エイズ対策がとられなかったのか;裁きの日)
「BOOKデータベース」 より