福祉政策の未来 : アメリカ福祉資本主義の現状と課題
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福祉政策の未来 : アメリカ福祉資本主義の現状と課題
中央法規出版, 1999.12
- タイトル別名
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The enabling state : modern welfare capitalism in America
福祉政策の未来 : アメリカ福祉資本主義の現状と課題
- タイトル読み
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フクシ セイサク ノ ミライ : アメリカ フクシ シホン シュギ ノ ゲンジョウ ト カダイ
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注記
監訳: 伊部英男
資料: p197-201
注: p203-235
内容説明・目次
内容説明
本書の内容に立ち入ってみると、そこで分析されているアメリカの社会保障問題は、21世紀の少子高齢社会に向けて転機を迎えたわが国にとっても重要な示唆を与えるものである。ギルバート教授は、社会保障を表の社会保障給付だけでとらえず、裏の減税支出と併せて、その総量をとらえ、加えて国際比較の視点から、アメリカを事例として国家が地方分権や民間委託など、直接的な関与を避け、権能をふるわない傾向にあることを実証的かつ理論的に明らかにしている。とりわけ現在の行財政改革下での社会保障改革にとっては、類似する課題も少なくなく、むしろ今後においては日本の社会保障の在り方にとっても数多くの教訓を与えてくれる好著となっている。
目次
- 第1章 社会福祉の構造
- 第2章 社会市場の商業化
- 第3章 対人福祉サービス—営利的ケアサービス
- 第4章 所得保障—間接的な方法と私的責任
- 第5章 資産保障/農民福祉の特殊なケース
- 第6章 医療:費用抑制とサービス倫理
- 第7章 住宅/合弁企業
- 第8章 権能なき国家—私的責任に対する公的支援
- 第9章 社会福祉の国際比較研究への新しい試み
「BOOKデータベース」 より