チベットの「死の修行」
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チベットの「死の修行」
(角川選書, 312)
角川書店, 2000.1
- タイトル読み
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チベット ノ シ ノ シュギョウ
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注記
参考文献: p240-241
内容説明・目次
内容説明
チベット仏教ゲルク派の宗祖ツォンカパが完成した密教の修行法「秘密集会聖者流」は、修行者が生きたまま、死に、中有をへて、再生への道を体験する。まさに「死の修行」である。修行者は観想(瞑想)によって主尊と一体になり、多数のホトケを生成しながら、性的ヨーガを導入した四十九のプロセスを進み、心身にマンダラを構築する。本書は、チベット密教界で最も秘されてきたこの難行を、可能な限りわかりやすく翻訳・解説し、深遠なチベット密教の「死」の知見を公開する。
目次
- 秘密集会聖者流とは何か
- 師の選び方・灌頂(師と弟子;灌頂)
- ツォンカパ『吉祥秘密集会成就法清浄瑜伽次第』による四十九の修行のプロセス
- 四十九の修行のプロセス(修行にふさわしい地を選ぶ真実;みずからが瞋金剛となり、教令輪身を生成する真実;障碍の魔をプルパで打ちのめす真実;勝義の防護を固める真実 ほか)
「BOOKデータベース」 より