大学は何を学ぶところか

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大学は何を学ぶところか

桜井邦朋著

地人書館, 2000.3

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Description and Table of Contents

Description

大学全入時代がささやかれる今日、大学教育の内容に再検討が要請されてくるのは必然の成り行きで、大学における学生への教育と、教員による研究のあり方について、あらためて考え直すよう迫られている。また、入学試験制度の多様化や、高校や予備校による進学指導体制の強化などによって、高校時代での勉学結果と大学におけるカリキュラムとの間には、大きな隔たりが生じてしまっている。本書では、一大学の当面する問題としてではなく、大学に学ぶ人たちと大学における教育と研究、また、それに関連するいろいろな問題について、私が構想し、こうありたいと願っていることがらについて語ることとした。その際、未来ある若い大学生や、これから大学で学ぶことになる人たちにとって、大学で学ぶ期間がどのような意味で大切なのかについて、著者自身の経験を含めながら考えを述べることにする。

Table of Contents

  • 第1章 はじめに—何が問題か
  • 第2章 大学は誰のものか—学生あっての大学
  • 第3章 学生は何を学べばよいか—出会いの妙
  • 第4章 人間の資質とは—文系、理系と区別する迷信
  • 第5章 自由と威厳—人を作るのは誰か
  • 第6章 人生はたった一回の試行
  • 第7章 悪と道徳的規範
  • 第8章 創造力と想像力
  • 第9章 今、何をなすべきか

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Details

  • NCID
    BA45774446
  • ISBN
    • 4805206462
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    178p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
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