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あら皮 : 欲望の哲学

バルザック [著] ; 小倉孝誠訳・解説

(バルザック「人間喜劇」セレクション / バルザック [著] ; 鹿島茂, 山田登世子, 大矢タカヤス責任編集, 第10巻)

藤原書店, 2000.3

タイトル別名

La peau de chagrin

Balzac les chefs-d'œuvre de La comédie humaine

タイトル読み

アラカワ : ヨクボウ ノ テツガク

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内容説明・目次

内容説明

若きラファエル・ド・ヴァランタンは、死んだ父のわずかな遺産で放蕩三昧に明け暮れたが、その空しさに気づき、裕福なロシア人女性フェドラとの恋も破れて絶望におちいり、自殺まで考えるようになる。そのような時、たまたま入った骨董屋の主人から一枚の「あら皮」をもらいうける。それは、持ち主の願いをたちまちかなえてくれるが、同時に、願いがひとつ実現するたびに縮まっていく魔法の皮である。ラファエルは豊かになり、可憐なポーリーヌと束の間の幸福な生活をあじわうものの、あら皮は木の葉ぐらいの大きさに縮小してしまう。やがてラファエルは病気になり、温泉地に行って保養するが健康は回復せず、パリに戻ってくる。そしてポーリーヌへの激しい欲望に苛まれながら息絶える。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA45995591
  • ISBN
    • 9784894341708
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    436p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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