環境修復のための生態工学
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環境修復のための生態工学
講談社, 2000.3
- Other Title
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Eco-technology
環境修復のための生態工学
- Title Transcription
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カンキョウ シュウフク ノ タメ ノ セイタイ コウガク
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University Library for Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo図
519:Su145010243805
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参考文献: 各章末
Description and Table of Contents
Description
生存のための工学の1つに生態工学がある。生態系の機能を強化し、破壊された生態系を修復し、生態系の機能を利用することが生態工学とよばれており、人類と自然との共生を可能にする技術であり、21世紀に発展が期待されている工学である。通常、技術は生態系を無視して開発されるから、生態系や自然とは隔絶されている。しかし生態系では人間社会と生態系が共存できるしくみが模索される。生態工学は先端的・先進的な印象はうすく、反応速度は遅く、効率は低く、小規模完結型の技術とみなされるが、人類を救う工学といっても過言ではない。本書は、このような特徴を有する生態工学を環境修復に活用する場で研究を続けている環境庁、農林水産省、厚生省、建設省、運輸省の直轄の研究所に勤務する研究者およびかつて勤務した研究者によって分担執筆したものである。
Table of Contents
- 1 生態系の構造と機能
- 2 ビオトープによる環境修復
- 3 森林生態系の保全と管理
- 4 耕地生態系の保全と管理
- 5 水源生態系の保全と管理
- 6 湖沼生態系の保全と管理
- 7 河川生態系の保全と管理
- 8 湿地生態系の保全と活用
- 9 干潟生態系の保全と修復
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