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コミュニケーション理論の射程

入江幸男, 霜田求編

ナカニシヤ出版, 2000.3

タイトル読み

コミュニケーション リロン ノ シャテイ

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注記

引用および参考文献: p214-221

執筆者: 田中朋弘ほか

内容説明・目次

内容説明

本書は、実践哲学としてのコミュニケーション理論の基本的な枠組みを整理し、その有効性を検証する。また社会理論としてのコミュニケーション理論の問題点を、アーペル、ハーバーマス、ホネットらの議論を手掛かりに検討し、様々な実践的課題に取り組む際の基本的スタンスを解明する。更に、公共的討議、社会問題、テクスト解釈などのより特殊な主題に関してのコミュニケーション理論の具体的な展開の可能性をも示す。

目次

  • 1 コミュニケーション理論の基礎(道徳の手続き的形式性とコミュニケーション;コミュニケーションと道徳・倫理・政治—公共的自律の可能性)
  • 2 コミュニケーション理論と実践(コミュニケーション理論と共同体論的なもの;主体哲学の克服と討議理論の可能性;承認と排除—相互承認論の構造と限界)
  • 3 コミュニケーション理論の展開(公共的討議とそのアクチュアリティ;社会問題とコミュニケーション;テクストと解釈—ハーバーマスの文学論をめぐって)

「BOOKデータベース」 より

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