歴史とトラウマ : 記憶と忘却のメカニズム
著者
書誌事項
歴史とトラウマ : 記憶と忘却のメカニズム
作品社, 2000.3
- タイトル読み
-
レキシ ト トラウマ : キオク ト ボウキャク ノ メカニズム
大学図書館所蔵 件 / 全182件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
トラウマ理論が、「歴史」を変える。20世紀が置き去りにした〈記憶〉を21世紀へ届けるために—。トラウマ概念を共同体・国家へと応用し、歴史の“記憶”と“忘却”のメカニズムを探る。
目次
- 第1部 トラウマ記憶と物語記憶(トラウマの記憶—画像、音声、そして証言;苦しんでいるのは誰なのか?—他者のトラウマへのコンパッション ほか)
- 第2部 トラウマを語る声(治癒への回路としての声帯—バタフライ・ナイフの一撃;声の殉教者・尾崎豊—日本語高低アクセントの反乱 ほか)
- 第3部 共同体のトラウマ(共同体はセラピーを必要としている—クレオールのアメリカ合衆国;父の声と国家アメリカ—『大統領の娘』:人種の混交/テクストの混交 ほか)
- 第4部 未来へのトラウマ(精神医学と共同体—歴史を語る者の位置;起源という暴力を記憶せよ—未来へかりたてられる共同体 ほか)
「BOOKデータベース」 より