生物時計のはなし : サーカディアンリズムと時計遺伝子
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生物時計のはなし : サーカディアンリズムと時計遺伝子
(実験医学バイオサイエンス, 31)
羊土社, 2000.5
- タイトル読み
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セイブツ ドケイ ノ ハナシ : サーカディアンリズム ト トケイ イデンシ
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注記
参考文献: p121-122
内容説明・目次
内容説明
私たちは一日24時間の生活を送っているが、それは至る所にある時計が時刻をきちっと教えてくれるからである。それでは、いったん時計のない真っ暗な世界に入り込むとどうなるか…?実は一日およそ25時間のリズムに落ち着くという。ヒトだけでなく、ハエやマウスなどのあらゆる動物、さらにはバクテリアや植物でさえも持っている「体内時計」。体内リズムが狂うと、日々の体調やバイオリズムに影響を及ぼし、はては疾患まで引き起こしてしまう。だからこそ巧妙なしかけで制御されなければならない。時計遺伝子の存在や種を超えた共通のメカニズムが明らかになったいま、生物時計のしくみは分子の言葉で語られようとしている。リズム研究の魅力あふれる世界に迫る一冊。
目次
- 1 生物時計とは(生物の中のさまざまな自転;遺伝的に組み込まれているリズム機構 ほか)
- 2 体内時計の壊れたハエ(ショウジョウバエPeriodの発見;Periodの制御とサイクル発現 ほか)
- 3 生物時計は脳が支配する(哺乳類生物時計の中枢はSCN;哺乳類生物時計の振動体構成分子を探せ ほか)
- 4 植物やバクテリアにもある生物時計(植物も時間を測っている;植物の生物時計研究 ほか)
- 5 生物時計と医学(リズムと睡眠;生物時計は体内にいくつある? ほか)
「BOOKデータベース」 より