アメリカ人の中国観
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アメリカ人の中国観
(文春新書, 097)
文藝春秋, 2000.4
- タイトル読み
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アメリカジン ノ チュウゴクカン
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内容説明・目次
内容説明
冷戦後の状況の中で、今後も、もし、「ニクソン・ショック」のような米中間の頭越し外交に出会うならば、日本人は、はたと困惑し、焦燥と不安感に陥り、あらためて「米中関係がいかに重要であるか」に気づくことになるのではないか。このことは、アメリカにとって中国がいかに「特別な国」であり、米中関係にある種の言いしれぬ「特殊性」が存在するということに日本人の理解が及んでいない証左でもある。
目次
- 序章 3つのモチーフ
- 第1章 想い入れと共感の時代—1970年代前半まで
- 第2章 共感の知的背景
- 第3章 失望と侮蔑の時代—1970年代末〜80年代初頭
- 第4章 「〓小平の中国」への期待—1980年代中葉
- 第5章 中国の「独立自主」外交とアメリカ人の反応
- 第6章 天安門事件の衝撃をどう受けとめたか—1989年
- 第7章 キッシンジャー、現実主義者のロマンス
- 第8章 冷戦後の世界像と中国—1990年代
- 第9章 米中台三角関係とアメリカ人の中国観
- 終章 知の帝国主義を脱したか
「BOOKデータベース」 より