子どもを持たないこころ : 少子化問題と福祉心理学
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子どもを持たないこころ : 少子化問題と福祉心理学
北大路書房, 2000.3
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コドモ オ モタナイ ココロ : ショウシカ モンダイ ト フクシ シンリガク
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文献: p161-163
Description and Table of Contents
Description
少子化対策は、福祉行政だけの問題ではありません。経済、文教、労働など、多様で総合的な取り組みが必要とされています。一方で、子どもを持つか持たないかということは、個人が自分の問題として考えるべきものです。その人のこころのあり様に関する問題なのです。個人のこころの問題と国の施策という、とても微妙で複雑な関係が、この少子化問題にはつきまとっているのです。こころの問題は、心理学の研究対象です。しかし、少子化についての心理学的研究は、ほとんど行われていないといった方がよいのが実態です。心理学としては、もっとこの問題を扱い、その成果を、さまざまな立場の人たちに積極的にアピールする必要があると考えています。
Table of Contents
- 1章 少子化はなぜ問題なのか
- 2章 「少子化」とライフプラン
- 3章 未婚女性の結婚観と子育て観—そのナルシシズム的要因
- 4章 少子化を止めるために
- 5章 福祉心理学からの提言
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