聖なるものの社会学
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聖なるものの社会学
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 2000.4
- Other Title
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Quatre essais de sociologie contemporaine
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セイナル モノ ノ シャカイガク
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底本: 弘文堂1971年刊
Description and Table of Contents
Description
近・現代を貫く世俗化の極致に、人びとは新しい“聖”を生み出した。ではそれらは、どのようなすがたで私たちの前に立ちあらわれるのか。“死の聖”を否定し、官寮機構的な他界のイメージをふりまくアメリカ映画。ラテン・アメリカ社会において賭博が体現する価値。新しい「政党国家」が生み出したカリスマ的指導者・ヒトラー。「総力戦」という新次元を迎えて、最高度の幻惑と麻痺と迷妄と、そして法悦と畏怖との交互作用で現代を支配する戦争。死・僥倖・権力・戦争のそれぞれから、“聖”の世界の存在と領域をあきらかにする。
Table of Contents
- 1 死の表象—アメリカ映画における(官庁的な他界;“死の聖”の否定 ほか)
- 2 金のつかい方—ラテン・アメリカにおける日常経済と賭博(貯蓄と浪費;“動物の賭” ほか)
- 3 カリスマ的権力—偶像としてのアドルフ・ヒトラー(権力の性質と諸形態;“霊威的指導者”ヒトラー ほか)
- 4 戦争のめまい(近代戦の誕生;戦争の予言者たち ほか)
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