摂食障害の家族心理教育

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摂食障害の家族心理教育

後藤雅博編

金剛出版, 2000.3

タイトル読み

セッショク ショウガイ ノ カゾク シンリ キョウイク

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注記

参考文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

本書は摂食障害の心理教育、中でも家族心理教育を実施するための実践的ガイドラインである。家族心理教育は、正確な知識情報を得ることでスティグマや自責感を軽減し、対処能力やコミュニケーション能力の増大をはかり、社会的孤立を防ぐことなどを通して、家族と本人をエンパワーし、再発・悪化の防止に役立てようとするプログラムであるが、多方面からの包括的治療が必要な摂食障害には、心理教育的アプローチが極めて有効である。本書にはそのための具体的な技術が詳述されている。摂食障害の家族援助に焦点をあて、“生物”“心理”“社会”的治療に、さらには精神科領域と小児科領域に架橋する、画期的な試み。

目次

  • 第1部 総論—摂食障害と心理教育(摂食障害と家族;摂食障害の家族心理教育 ほか)
  • 第2部 実践編—プログラムの実際と運営のノウハウ(単家族プログラム;家族グループ・プログラム(家族教室) ほか)
  • 第3部 事例編—家族・本人はどう変化するか(単家族プログラムの事例;家族グループの事例 ほか)
  • 第4部 心理教育とソリューション・フォーカスト・アプローチ(解決志向・相互作用モデルによる摂食障害家族グループ;ソリューション・フォーカスト・アプローチを利用した摂食障害者のグループ)
  • 第5部 家族評価と心理教育の効果判定(摂食障害とEE(感情表出);心理教育の効果判定・評価方法)

「BOOKデータベース」 より

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