公衆衛生学
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書誌事項
公衆衛生学
(栄養・健康科学シリーズ)
南江堂, 2000.4
改訂第3版
- タイトル読み
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コウシュウ エイセイガク
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内容説明・目次
内容説明
公衆衛生学の領域は、改訂第2版刊行後も拡大の一途をたどっている。栄養関連では、公衆衛生審議会が1999年6月に第6次改定日本人の栄養所要量を厚生大臣に答申したことが最大の“事件”である。これを受けて、食生活指針、フードガイド(アメリカでは、フードピラミッドと呼んでいる)の策定も行われている。国民栄養調査には、“案分比”が導入され、個人別食事摂取量を評価できるようになった。いわゆる栄養補助食品(dietary supplement)が、非常な勢いで国民に普及しつつある。国際的事情もあって、厚生省はこの問題に精力的に取り組んでいる。「健康日本21」の策定が行われており、1999年度中に公表される。さらに、感染症新法、介護保険制度等の法制化もなされたし、なされようとしている。マスコミをにぎわしているキーワードとして、生活習慣病、少子化問題、内分泌攪乱化学物質(環境ホルモン)等がある。改訂第3版はこのような変化に対応したものである。本書では、衛生統計学の資料も最新のものにしている。公衆衛生学の管理栄養士国家試験問題は、他の分野と異なって、「出題基準(ガイドライン)」に記載されていない内容であることも多い。ある意味では、本書は、このようなことを先取りし、国家試験をリードしようという意気込みで執筆した。したがって、平成12年度以降の管理栄養士国家試験受験者必読の書である。
目次
- 公衆衛生の意義
- 公衆衛生の歴史
- 人口と公衆衛生
- 衛生統計
- 疫学
- 衛生行政
- 母子保健
- 成人保健、老人保健
- 感染症、結核
- 精神保健〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より