遊歩者の視線 : ベンヤミンを読む

書誌事項

遊歩者の視線 : ベンヤミンを読む

好村富士彦著

(NHKブックス, 884)

日本放送出版協会, 2000.4

タイトル読み

ユウホシャ ノ シセン : ベンヤミン オ ヨム

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内容説明・目次

内容説明

ヴァルター・ベンヤミンは、「歴史の収集家」であった。商品・博覧会、写真、鉄骨建築など、「近代」という歴史の断片を拾い集めながら、技術と大衆の“進歩”と“繁栄”に彩られた近代という「悪夢」からの「覚醒」を試み、時代に対して厳格な「否」の態度を崩さなかった。ベンヤミン論に先導的な役割を果たし続ける著者により、十九世紀の“根源の歴史”を見据えたベンヤミン像が立ち上る。

目次

  • 第1部 ベンヤミンの思想(複製芸術時代の収集家;危機を生きた批評家;覚醒を待つ都市—『パサージュ論』への一アプローチ;流行・地獄の幻映—『パサージュ論』より ほか)
  • 第2部 ベンヤミンとはなにものか(ベンヤミン研究の現状—好村冨士彦監訳『ベンヤミンの肖像』西田書店刊によせて;ベンヤミン人と作品;対象に肉迫する意欲—『ドイツ悲劇の根源』;二つの精神的極が一瞬に結ばれ—新時代の要求する課題に応えるべく自己変革を推し進める ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA46466075
  • ISBN
    • 4140018844
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    234p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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