イギリスを語る映画
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イギリスを語る映画
スクリーンプレイ出版, 2000.3
- タイトル読み
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イギリス オ カタル エイガ
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内容説明・目次
内容説明
外国の街並みや通りには、日本にはないものがたくさんある。映画では、スクリーンに何気なく映し出される家や窓、教会、田舎の風景などから、その国の独特の文化や歴史を感じることができる。しかも、その風景や事物は、監督の特別なこだわりのもとに繰り返し映し出されたり、ストーリーと絡んで重要な意味を担っていることが多い。作品の理解を深めるためにも、映画をよりいっそう楽しむためにも、そういった事物に関する知識を広めることは大切である。本書は、往年の作品はもちろん最近のものも含めて、イギリスを舞台にした30本の映画を取り上げ、その中の「異文化」について詳細な解説を試みたものである。著者自ら撮影した1万枚に及ぶ写真のうちから厳選した100葉あまりを添え、単なる言葉の説明だけでなく、ヴィジュアルな面からもアプローチができる。巻末には関連する英語表現も掲載している。
目次
- 1 『静かなる男』—巨大チェス盤をつくる「石垣」
- 2 『落ちた偶像』—「エアリア」と呼ぶ不思議なスペース
- 3 『ガス灯』—「テラス・ハウス」なればこその犯罪
- 4 『心の旅路』—「エンドウ豆のスープ」という合い言葉の謎
- 5 『ミニヴァー夫人』—「教会堂内」をひとわたり
- 6 『メリー・ポピンズ』—つらく悲しい身の上は「煙突掃除人」
- 7 『哀愁』—「カントリー・ハウス」は「田舎家」にあらず
- 8 『秘密の花園』—「マナー・ハウス」とはどんなもの?
- 9 『断崖』—ヒロインの住まいは「木骨造り」の家
- 10 『三十九夜』—「反り橋」のある風景
- 11 『赤い靴』—映画を演出するふたつの「窓」
- 12 『ロブ・ロイ』—タータン模様は「ハイランダー」の心意気
「BOOKデータベース」 より