存在と知 : アウグスティヌス研究
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存在と知 : アウグスティヌス研究
創文社, 2000.5
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ソンザイ ト チ : アウグスティヌス ケンキュウ
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Note
事項索引: 巻末p1-3
出典索引: 巻末p4-8
人名索引: 巻末p9
引用文献: 巻末p10-12
Description and Table of Contents
Description
古代から中世への転換期にギリシアに始まる哲学に何が起こったのか。近世哲学はギリシア哲学から何を受け継いだのか。これらの問題を考えるとき、アウグスティヌスの果たした役割は計り知れなく大きい。地中海世界にキリスト教西欧が誕生しつつあった時代、アウグスティヌスは、ひとりの人間として世界を見、自分を考えた。本書は「幸福とは何か」という古代世界に共通な問題関心から解き起こし、「存在」や「知識」に関わる哲学の基本概念を、アウグスティヌスがどのように捉え直し変貌させていったのかを、プロティノスの思想を踏まえて明らかにする。
Table of Contents
- 目的と意志(生の目的;幸福への意志)
- 知の確実性(認識の確実性;ことばと真理;信ずることと知ること)
- 存在と知(知の永遠性と魂の不死;精神の実体性)
- 内在と超越(観念としてのイデア;内在としての存在)
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