中村元「老いと死」を語る
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書誌事項
中村元「老いと死」を語る
(麗沢「人間学」シリーズ, 3)
麗澤大学出版会 , 廣池学園事業部 (発売), 2000.5
- タイトル読み
-
ナカムラ ハジメ オイ ト シ オ カタル
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注記
解説: 保坂俊司
平成5年(1993)12月4日、財団法人モラロジー研究所の「生と死を考えるセミナー」において、「人生を考える-生・老・病・死をたずねて」と題して講演されたテープを基に、解説者保坂俊司が再構成したもの
内容説明・目次
内容説明
「老い」という観念について、東洋にはいろいろな伝統があります。そして、それぞれの伝統ごとに異なり、同じ文化的伝統の中でも一様には考えられていません。本書では現代の生活ならびに未来の生活ということを考えつつ、老いという問題が提供する意味を仏典、特に釈尊の教えにもっとも近い原始経典を用いて考えています。
目次
- 第1章 「老い」(老いと無常;無常という道理“理法”;無限なる時間と有限なる時間 ほか)
- 第2章 「死」(生と死は一体;死を隔離する現代文明;死を通じて、生を知る ほか)
- 第3章 ニルヴァーナ“解脱”とその道
- 第4章 釈尊の大いなる「死」から学ぶ
- 老いに怯え死に慄く日本社会へ仏教からの提言(老いは幸運の果実である;死への文化を忘れた近代日本;チャンドラグプタと始皇帝 ほか)
「BOOKデータベース」 より