キェルケゴールと親鸞 : 宗教的真理の伝達者たち

書誌事項

キェルケゴールと親鸞 : 宗教的真理の伝達者たち

蓑輪秀邦著

(Minerva21世紀ライブラリー, 59)

ミネルヴァ書房, 2000.5

タイトル読み

キェルケゴール ト シンラン : シュウキョウテキ シンリ ノ デンタツシャ タチ

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内容説明・目次

内容説明

宗教的真理とは、一片の知識として人から人へ伝達されるものではなく、その人の生き方が変わるようなものでなければならない。そのような真理の伝達について、生涯をかけて探究した二人の宗教者の思索に迫る。

目次

  • 第1章 キェルケゴールにおける宗教的真理の伝達(伝達についてのキェルケゴール的思惟の本質;ソクラテス的伝達とキリスト教的伝達;キェルケゴールの時代批判 ほか)
  • 第2章 親鸞における宗教的真理の伝達(『歎異抄』をとおして見た親鸞の宗教的真理の伝達;承元の法難を契機とした伝達法の深化;『教行信証』における仏弟子論 ほか)
  • 第3章 蓬茨祖運に見る宗教的伝達の実際(蓬茨祖運における螺旋状型講義の妙;キェルケゴールにおける間接伝達の本質;蓬茨祖運の批判精神の底を流れるもの ほか)

「BOOKデータベース」 より

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