北村透谷研究 : 絶対と相対との抗抵

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北村透谷研究 : 絶対と相対との抗抵

槙林滉二著

(槙林滉二著作集 / 槙林滉二著, 1)

和泉書院, 2000.5

タイトル読み

キタムラ トウコク ケンキュウ : ゼッタイ ト ソウタイ トノ コウテイ

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内容説明・目次

内容説明

若くして自死した穎才北村透谷の文学は、思想は、事を求めてただなる絶対化とその相対化の内的抗争の中にあった。その意を表するに、森鴎外訳クラウゼッツの『大戦の学理』より「抗抵」の語を配して副題とした。透谷の現代的な意味、その思想の開展状況、その文学とその原景、文体の意味などに垂鉛、その思想的総量の俯瞰を志した論著である。

目次

  • 第1章 透谷文学の位相—思想的見取り
  • 第2章 透谷における思想の開展
  • 第3章 透谷文学の基底
  • 第4章 透谷における詩と小説
  • 第5章 透谷と古典
  • 第6章 透谷の文体
  • 第7章 透谷の文学的位置

「BOOKデータベース」 より

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