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「鎖国」を開く

川勝平太編著

同文舘出版, 2000.6

Other Title

鎖国を開く

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サコク オ ヒラク

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Note

引用・参考文献: p237-250

Description and Table of Contents

Description

ヨーロッパに近代文明が勃興してくる500年ほどの歴史過程を視野にいれ、同じほどの長期のタイム・スケールで、日本を見直す。そのようなグローバル・ヒストリー(地球史)の観点にたって江戸時代を見直したのが本書である。「鎖国」といわれた江戸時代には、アジアにもヨーロッパにも開かれた窓があった。象徴的には、長崎であるが、ほかにも対馬、松前、琉球などの窓が開いていた。それらの窓を通して、鎖国時代の日本を外側からも内側からも眺めている。

Table of Contents

  • 第1部 鎖国の外窓を開く(ヨーロッパに届けられた茶の心;陶磁器をめぐる東西文化の霊感—インスピレーション;オランダ人の受けた御恩と御奉公;海外に開かれた南の窓—琉球の視点から ほか)
  • 第2部 鎖国の内窓を開く(「鎖国論」と日本の開国;礼儀作法学校としての日本;「江戸システム」の可能性;近世日本の主食体系 ほか)

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