説話の声 : 中世世界の語り・うた・笑い
著者
書誌事項
説話の声 : 中世世界の語り・うた・笑い
([叢書]物語の冒険)
新曜社, 2000.6
- タイトル別名
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説話の声 : 中世世界の語りうた笑い
- タイトル読み
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セツワ ノ コエ : チュウセイ セカイ ノ カタリ ウタ ワライ
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内容説明・目次
内容説明
“声”をとおして中世人の生きた世界を甦らせる仏を求める悪人の声、託宣に響く神の声、笑い声、都市の闇に潜む物音、市の喧噪と猥雑、ものいう髑髏、絵巻のなかの化け物の声…さまざまな“声”に耳を傾けて、説話の発生する現場、歌の発生する現場に降り立ち、説話研究に新局面を拓く。
目次
- 第1部 神仏の声(仏を呼ぶ声—阿弥陀仏よや、をいをい;託宣としての鳴動—“神”の声)
- 第2部 生者の声(笑う声—笑話の位相;市の声—市の文芸、文芸の市)
- 第3部 死者の声・魔の声(ものいう髑髏—魔の転生;百鬼夜行の声—スペンサー本『百鬼夜行絵巻』から)
- 第4部 説話のうた(月のねずみ考—歌のことば;木こりの歌—今様と説話;“声”をめぐる断章—「あとがき」にかえて)
「BOOKデータベース」 より