超分子の未来 : 美しさを超えた分子システムの構築をめざして
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超分子の未来 : 美しさを超えた分子システムの構築をめざして
(化学フロンティア, [1])
化学同人, 2000.6
- タイトル読み
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チョウブンシ ノ ミライ : ウツクシサ オ コエタ ブンシ システム ノ コウチク オ メザシテ
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
超分子化学は21世紀の材料や触媒設計などにおいて有用なシステムを提供する可能性があり、その重要性は認知されている。しかし、分子構造は美しいが、必ずしもその機能は十分でなく、より機能的な超分子の設計が望まれている。そのような観点から、新しい概念に基づいた動的分子システムの構築がいま始まっている。ロタキサンやデンドリマーはその例であり、機能をもつ動的分子システムが評価され始めたといってよい。本書は、超分子の設計や機能発現、さらにはシステム化のコンセプトを具体的にかつ基礎的に述べた本である。
目次
- 1章 水素結合超分子—水の機能をうまく操る
- 2章 DNA型超分子—生命と分子システムをつなぐ
- 3章 ポリペプチド超分子—分子をベースにした機能材料開発をめざして
- 4章 超分子集積錯体—集積化と機能化のキーコンセプト
- 5章 動的レドックスシステム—複雑系の機能をめざして
- 6章 超分子ロタキサン、カテナン—分子機械の構築をめざして
- 7章 動的分子集合体—生体系に近い機能システムをめざして
- 8章 金属錯体集積型超分子—ミクロ空間を分子レベルで自在に設計する
- 9章 超分子光化学—光機能材料への可能性
- 10章 超分子デンドリマー—設計の柔軟性と機能発現の多様性
「BOOKデータベース」 より