書誌事項

イスラームと日本政治

山内昌之著

(中公叢書)

中央公論新社, 2000.7

タイトル読み

イスラーム ト ニホン セイジ

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内容説明・目次

内容説明

イスラームは、宗教であるだけでなく、社会生活に影響を与える文化としても発展してきた。さらに、多くの人びとの歴史と現在を包括する独特な文明でもある。また、イスラームは現実の国際政治や経済にも大きな衝撃を与えている。それでいながら、先進国のなかでアメリカやEUと比べると、日本とイスラームとの関係は、これまであまりにも希薄であった。日本の政治外交とイスラームとの関わりを考えることは、21世紀の日本人と日本の進路にとって不可欠の営みとなるだろう。

目次

  • 1 日本の役割(ユーラシア外交再考—日露関係とシルクロード地域;湾岸戦争が露呈した日本の限界 ほか)
  • 2 文明の対話に向けて(「和漢洋印回」の対話をめざして;危機解決の見取り図—歴史から考える ほか)
  • 3 宗教と政治の間(歴史における宗教と政治—ハワーリジュ派からイスラーム団まで;日本における宗教と政治—オウム真理教事件をめぐって ほか)
  • 4 書物からの延長線(二つのテーマ、二つの仕事—スルタンガリエフの見た「開発と文化」;産業化のなかの開発と文化 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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