遥かなる縄文の声 : 三内丸山を掘る
Author(s)
Bibliographic Information
遥かなる縄文の声 : 三内丸山を掘る
（NHKブックス, 844）
日本放送出版協会, 2000.8
- Other Title
-
遥かなる縄文の声 : 三内丸山を掘る
- Title Transcription
-
ハルカ ナル ジョウモン ノ コエ : サンナイ マルヤマ オ ホル
Available at / 185 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Description and Table of Contents
Description
“縄文都市”三内丸山の発掘から八年、さまざまな発見は、従来の縄文像を覆した。豊かな大地に育まれた森に生き、海を越えて活動する北の採集狩猟民たちは、巨大な集落を営んだ。巨木を用いた大型の建物、層を成す夥しい土器の断片や土偶、動植物の利用を示す種子や骨、整然と並ぶ墓の列と道路、掘り出された遺構や遺物は、人びとが生きた記憶を伝えている。北東アジアを視野にいれ、縄文の人びとの生活に焦点をあてた新たな「縄文学」をめざす、現地発掘責任者が誌す三内丸山遺跡の全貌。
Table of Contents
- 三内丸山遺跡を掘る
- 巨大な遺構
- 海と森と縄文人—三内丸山の自然環境
- 縄文人の姿—骨からの考察
- カナダ・狩猟採集民の社会から
- 道具と衣類—三内丸山の生活
- 遙かなる交易—海を渡る縄文人
- 生産地・三内丸山—土器と土偶をつくる
- 墓とストーン・サークル
- 新たな縄文学の提唱
- 三内丸山からの発信
by "BOOK database"