書誌事項

日本語の近代

小森陽一著

(日本の50年日本の200年)

岩波書店, 2000.8

タイトル読み

ニホンゴ ノ キンダイ

並立書誌 全1

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内容説明・目次

内容説明

私たちが現在「日本語」と認知している言語は、主に明治前半期に生み出された「言文一致体」を基礎にした「近代口語」のことを意味している。二葉亭四迷や山田美妙といった小説家の書いた、きわめて個別的かつ特殊な文体が、なぜ、「国民語」や「国家語」の役割を果たすようになったのか。そこに、日本的近代の論理を探る。

目次

  • 1 「日本語」の発見
  • 2 近代国民国家と「日本語」
  • 3 天皇の「日本語」
  • 4 言文一致という幻想
  • 5 戦争と「日本語」
  • 6 植民地の領有と日本近代文学の成立
  • 7 「標準語」の制覇
  • 8 反復としての敗戦後

「BOOKデータベース」 より

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