南道踏査一番地
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書誌事項
南道踏査一番地
(韓国の学術と文化, 4 . 私の文化遺産踏査記||ワタクシ ノ ブンカ イサン トウサキ ; 1)
法政大学出版局, 2000.9
- タイトル別名
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My exploration of cultural heritage, 1
- タイトル読み
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ナンドウ トウサ イチバンチ
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
内容説明・目次
内容説明
朝鮮半島は全土が「博物館」である。この「博物館」をくまなく見て歩き、歴史と美の遺産を人々の日常に取り入れるために綴った記録。透徹した鑑賞眼による平易で明快な説明は、寺院・仏像・鐘・亭・園林・景勝の地などを生き生きと身近に感じさせ、文化財の保存や観光の実態に対する率直な感想と批評は、現代人が何を失いつつあるかについて警鐘を鳴らす。本巻では、古来多くの隠遁者が落ち延び、罪人が流された半島最南端の康津と海南を皮切りに、礼山の修徳寺、慶州の感恩寺、エミレの鐘、襄陽の洛山寺、聞慶の鳳巌寺、潭陽の亭と園林などをめぐる。
目次
- 南道踏査一番地—康津・海南(美しき月出山と南道の春;永郎の寂しさと茶山の傷み;世の中はときとしてこんな傷を残して;一枝庵とタンクッに込められた話)
- 礼山・修徳寺と伽〓山周辺—内浦地方の愛と憎しみ
- 慶州(善徳女王と三花嶺の童仏;ああ!感恩寺、感恩寺の塔よ!;エミレの鐘の神話と新話)
- 襄陽・洛山寺—東海・洛山寺の栄光と傷跡
- 関東地方の廃寺の地—天涯の寒村
- 聞慶・鳳巌寺—星は天の国へ帰り
- 潭陽の亭と園林—自然と人工の幸福な調和
- 高敞・禅雲寺—ツバキの花と白坡和尚、そして東学軍の秘機
「BOOKデータベース」 より