地球環境の化学
著者
書誌事項
地球環境の化学
学会出版センター, 2000.9
- タイトル別名
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Chemistry of the environment
- タイトル読み
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チキュウ カンキョウ ノ カガク
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注記
原著(New Jersey: Prentice Hall, c1996)の翻訳
推奨文献: 各章末
初版2刷 (2002.1)の奥付に「2000年8月31日初版」とあり
内容説明・目次
内容説明
本書は、エネルギー問題について概観した後、一応、大気圏、水圏、生物圏に分けてそれぞれにおけるテーマを具体的な事例を参考に取り上げているが、常に関連する他章を参照するように指示があり、環境問題が境界のない、そしてグローバルな問題であることを改めて認識させられる。本書の説明方法は平易かつ丁寧で、学生の自学自習用に適している。学生に本書を予め読ませておくことにより、教室では、まず内容の理解を確認し、併せて時間の許す限り説明事項を追加してより深い理解に導くという教育方法を試みることもできよう。引用文献もあるが、教科書として使用する場合には適宜国内文献を追加されることが望ましい。なお、本書のもう一つの特長は洗練された練習問題にあり、問題を解くうちに、個々の事象を具体的に理解できるとともに、他の事象との関連を知ることができる。
目次
- 第1章 エネルギー(化石燃料;核エネルギー;再生可能エネルギー;エネルギー利用;要約)
- 第2章 大気圏(気候;酸素の化学;成層圏のオゾン;大気汚染;要約)
- 第3章 水圏(水資源;雲から流出水まで—溶剤としての水;湖、河川、湿地、海洋—生態系の媒体としての水;水質汚濁と水処理;要約)
- 第4章 生物圏(窒素と食料生産;殺虫剤と除草剤;有害化学物質;要約)
「BOOKデータベース」 より