なぜ大人になれないのか : 「狼になる」ことと「人間になる」こと

書誌事項

なぜ大人になれないのか : 「狼になる」ことと「人間になる」こと

村瀬学著

(新書y, 014)

洋泉社, 2000.9

タイトル別名

なぜ大人になれないのか : 狼になることと人間になること

タイトル読み

ナゼ オトナ ニ ナレナイ ノカ : 「オオカミ ニ ナル」 コト ト 「ニンゲン ニ ナル」コト

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内容説明・目次

内容説明

いつの世でも、生き物は「大人」になるために、どこかで「狩り」をし「獲物を捕る」訓練をしなければならない。いつもいつも「やさしく」「誰も傷つけない」ようにするわけにはいかない。そして、ある日突然キレる。そんな若者の実態を、「狼になる」というキーワードで読み解き、「大人になる」ことの難しさの深層に迫る問題提起の書。

目次

  • 第1章 「狼になる」こととしての若者(「人のかたち」への目覚め;最初の問いかけ ほか)
  • 第2章 「狼」として「家を出るとき」(なぜいつまでも親子なのか;家庭内暴力への対応)
  • 第3章 事件の中の若者—空想からヒロイズムへ(佐賀バスジャック事件と「狼」—「声」と「ヒロイズム(英雄主義)」;中学生五千万円恐喝事件—「金」と「小さな資本家」 ほか)
  • 第4章 文化の中の若者(なぜ「電波少年」のような「中継番組」が流行るのか;なぜ過剰に「キレイ」好きな若者が増えてきたのか ほか)
  • 第5章 「なぜ大人になれないのか」をめぐって—「狼」のイメージを再発見するところから

「BOOKデータベース」 より

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