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構文史論考

山口堯二著

(研究叢書, 254)

和泉書院, 2000.9

タイトル読み

コウブンシ ロンコウ

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内容説明・目次

内容説明

本書には、著者が発表した論文の中から、助詞と構文に関するもの、または、それに関連するものを中心に、十編を選んで収めた。語の分類的な枠組みを越えて、いわば横断的に連関していたと思われる古代語特有の構文傾向・係り結び体制は、中世には崩壊し、代わって論理的な文構造が重視されるようになってくる。後半では特にその見通しのもとに探った論考を中心に集めている。

目次

  • 第1章 古代語の「の」「が」の関係表示
  • 第2章 古代語の修飾法
  • 第3章 中古語の「て」連用句とその周辺
  • 第4章 古代語の準体句構造
  • 第5章 準体法の推移と準体助詞「の」の形成
  • 第6章 疑問助詞「やらん」の成立
  • 第7章 非疑問形反語形式の史的考察
  • 第8章 係り結び体制末期の新旧連立形式—機能の新旧連立性
  • 第9章 対比的な複文の前句における「あり」の朧化用法
  • 第10章 副助詞「しか」の源流—その他を否定する表現法の広がり

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA48459966
  • ISBN
    • 4757600658
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    大阪
  • ページ数/冊数
    xi, 234p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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