タンパク質の一生 : タンパク質の誕生,成熟から死まで
Author(s)
Bibliographic Information
タンパク質の一生 : タンパク質の誕生,成熟から死まで
(シリーズ・バイオサイエンスの新世紀 / 日本生化学会編, 2)
共立出版, 2000.10
- Title Transcription
-
タンパクシツ ノ イッショウ : タンパクシツ ノ タンジョウ セイジュク カラ シ マデ
Access to Electronic Resource 1 items
-
Limited
Available at / 336 libraries
-
020028598,020030910,020037170,020037171,020057916,207000727,207001095
-
Faculty of Textile Science and Technology Library, Shinshu University図
464.2:Ta 892820079313,2810184016
-
University Library for Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo図
460.8:N71:25010248457
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
文献: 各章末
Description and Table of Contents
Description
「バイオサイエンスの新世紀」と題した本シリーズの中で、本巻は「タンパク質の一生」を取り上げている。遺伝情報に従ってタンパク質が誕生する、つまり翻訳の過程に始まり、立体構造を形成(フォールディング)しながら成熟し、膜透過と細胞内輸送によって働くべき目的地に到達し、機能を発現し、そして死(分解)を迎えるまでの物語。それを、第一線で活躍する研究者ができるだけわかりやすく解説している。細胞内に何千何万と存在するタンパク質がその一生を無事に終えるまでには、気が遠くなるほど手の込んだ監視と制御のメカニズムが働いている。個々のタンパク質が間違いなく正しく機能できるよう、何重にもかけられた安全機構の見事さにはただ驚くばかりである。本書の各章を読み進んでいけば、細胞というミクロの世界で生命が作り上げたタンパク質の舞台がいかに美しく精緻なものか、読者も魅せられていくに違いない。
Table of Contents
- タンパク質の誕生—遺伝情報の翻訳の謎
- タンパク質フォールディングというパズル
- タンパク質のケアテイカー、分子シャペロン
- フォールディング病—タンパク質の構造変化が神経細胞を殺す
- プロテイントラフィックの第一歩—生まれたタンパク質は、どこに、どうやって行けばよいのか
- 細胞質膜を舞台としたタンパク質の通過儀礼
- 膜タンパク質のトポロジー形成—裏と表の人生模様
- メンブレントラフィックのダイナミクス—膜の流れに乗って右へ左へ…
- 核‐細胞質間分子輸送—細胞の司令塔をさらに管理するのは?
- ペルオキシソーム—オルガネラ界の新スターは異端児か?〔ほか〕
by "BOOK database"