平安時代の宮廷祭祀と神祇官人

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平安時代の宮廷祭祀と神祇官人

藤森馨著

大明堂, 2000.9

タイトル読み

ヘイアン ジダイ ノ キュウテイ サイシ ト ジンギカンジン

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内容説明・目次

内容説明

本書は、宮廷祭祀に関する諸問題のうち、従来、等閑視されてきた問題、或いは誤解されてきた問題、等について、二部構成によって論述した。第一編「神宮奉幣使の展開」は、宮廷祭祀と大きく関わり、誤解されている点も多々ある神宮奉幣使について、全六章の構成によって考察した。第二編「神祇官人諸家の成立」は、宮廷祭祀を担当する神祇官人諸家の地位を確立する過程、及び中世・近世への推移、という問題を、全六章と附編をもって論述した。

目次

  • 第1編 神宮奉幣使の展開(神宮奉幣使考;平安時代中期における神社信仰—祈年穀奉幣の成立を中心に;祈年穀奉幣について;平安時代中期における神宮奉幣使の展開—公卿勅使制度成立に関する試論;『江家次第』伊勢公卿勅使条の再検討—公卿勅使進発并路次儀条の成立をめぐって ほか)
  • 第2編 神祇官人諸家の成立(白川伯王家の成立;王氏の終焉と王代河越家の成立;平安時代前期の大中臣氏と神宮祭主—祭主制度成立に関する一試論;神宮祭主成立の法的背景—天平宝字元年六月乙未制の有効性をめぐって;祭主祈祷の成立と展開 ほか)
  • 附編 『新儀式』「伊勢大神遷宮事」条成立に関する覚書

「BOOKデータベース」 より

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