乳児における音声発達の基礎過程

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乳児における音声発達の基礎過程

江尻桂子著

風間書房, 2000.10

タイトル読み

ニュウジ ニオケル オンセイ ハッタツ ノ キソ カテイ

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注記

お茶の水女子大学での博士論文 (平成9年度) をまとめたもの

引用文献: p129-134

内容説明・目次

内容説明

ここ20年ほどの間に行われた乳児の音声発達研究により、初語が現れるずっと以前の段階から、すでに音声言語の原型となる発声行動が存在していることが明らかにされてきた。本書では言語獲得のまさにスタート地点である乳児の喃語発達の過程に焦点をあて、その発達を支える要因について、筆者自身が行った5つの実験研究をもとに明らかにする。そして、本書を通して、ヒトがいかにして言語を獲得してゆくのかという問いに対する一つの解を示す。

目次

  • 音声発達過程の究明の開始
  • 研究(規準喃語の出現とリズミカルな運動の発達的関連;規準喃語出現期における音声とリズミカルな運動の同期現象;音響分析による同期現象の適応的役割の検討;同期現象の発生メカニズムの検討—リズミカルな運動の質的分析から;同期現象の発生メカニズムの検討—健聴児とろう児の比較から)
  • 総括的討論

「BOOKデータベース」 より

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