臨床に吹く風
著者
書誌事項
臨床に吹く風
(岩波現代文庫, 社会 ; 22)
岩波書店, 2000.10
- タイトル読み
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リンショウ ニ フク カゼ
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注記
岩波書店 1990刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
砂丘のある町の内科勤務医徳永先生の1日は忙しい。さまざまな年齢の患者さんが、それぞれ病気と悩みをもって訪れる。そこは生と死の交錯する小さな戦場でもある。深夜の病床をみまわり、「まるで雑踏の医療だな」と頷くことがる。本書は、ひとりひとりの体と心に吹く風に耳をかたむけて綴った1年間の臨床の記録である。
目次
- こぶしの花
- 4月の当直
- 春の日の午後
- 父の病気
- イワツバメが空を飛ぶ
- ふつうの難しさ
- 療養所と家
- 梅雨の夜
- 直腸体温計「37.7度C」
- 母の病気〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より