局在・量子ホール効果・密度波
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局在・量子ホール効果・密度波
(現代物理学叢書)
岩波書店, 2000.10
- タイトル読み
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キョクザイ・リョウシ ホール コウカ・ミツドハ
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注記
「岩波講座現代の物理学・18」 (1997年刊) の再刊
参考書・文献: p267-276
内容説明・目次
内容説明
本書でとりあげた固体物理の新しい展開は、1次元ないし2次元的な広がりしかもたない風変りな物質、あるいは強い異方性のある物質や、きれいな周期性のない乱れた物質に関するものである。近年の技術の進歩、新しい物質の開発に助けられて確かめられ、画期的に発展した新分野について、理論的側面を中心に解説する。めざましい進展をつづけるこの分野の中から、メゾスコピック系の量子伝導、複合Fermi粒子が示す分数量子Hall効果、CDW・SDWのスライディング、の3つの問題を選び、補章として加筆した。
目次
- 1 Anderson局在と量子伝導(Anderson局在とは何か;局在のスケーリング理論 ほか)
- 2 量子Hall効果(強磁場下の2次元電子;整数量子Hall効果 ほか)
- 3 電荷密度波・スピン密度波(Fermi面のネスティング効果とCDW・SDW状態;電荷密度波(CDW) ほか)
- 補章1 メゾスコピック系の量子伝導再論
- 補章2 分数量子Hall効果と複合Fermi粒子
- 補章3 低温領域におけるCDW・SDWのスライディング
「BOOKデータベース」 より