成長理論
著者
書誌事項
成長理論
岩波書店, 2000.10
第2版
- タイトル別名
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Growth theory : an exposition
- タイトル読み
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セイチョウ リロン
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注記
Growth theory.原著第2版の翻訳
参考文献: p249-253
人名索引 p263-266
内容説明・目次
内容説明
「成長理論」の分野は、1960年代に隆盛を迎え70年代に下火になった後、80年代後半の「内生的成長理論」によって活力を取り戻し、現在にいたっている。本書では、1960年代に「新古典派成長理論」を完成させた著者が、まずこれまでの自らの理論を整理し、次に、著者の理論を批判して登場したロバート・ルーカスやポール・ローマー達の「内生的成長理論」を比較・検討する。そしてそれを踏まえて「成長理論」の再構築をはかっている。この分野の生みの親で、1987年のノーベル経済学賞受賞者でもある著者がまとめた、成長理論についての最良かつ必読のテキストである。
目次
- ノーベル賞記念講演1987年12月8日 成長理論—回顧と展望
- 第1章 恒常状態の特性
- 第2章 可変的な資本・産出量比率
- 第3章 直接代替のないモデル
- 第4章 2種類の資産をもつモデル
- 第5章 成長モデルにおける経済政策
- 第6章 経済政策の諸側面
- 第7章 標準モデル再論
- 第8章 人的資本—ルーカス・モデル
- 第9章 内生的技術—ローマー・モデル
- 第10章 新消費財—グロスマンおよびヘルプマン
- 第11章 シュンペーター的な着想—アギオンおよびホーウィット
- 第12章 集計的成長理論に関する教訓と示唆
「BOOKデータベース」 より