肉体と死と悪魔 : ロマンティック・アゴニー
著者
書誌事項
肉体と死と悪魔 : ロマンティック・アゴニー
国書刊行会, 2000.8
- : 新装版
- タイトル別名
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La carne,la morte e il diavolo nella letteratura romantica
肉体と死と悪魔 : ロマンティックアゴニー
- タイトル読み
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ニクタイ ト シ ト アクマ : ロマンティック・アゴニー
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注記
La carne,la morte e il diavolo nella letteratura romantica.原著第2版の翻訳
その他の訳者: 草野重行, 土田知則, 南條竹則
内容説明・目次
内容説明
19世紀ロマン主義文学の病理を摘出した書として、久しく私たちの枕頭に置かれていたマリオ・プラーツの名著『肉体と死と悪魔』が、いよいよ邦訳刊行されると聞いて、今昔の感をふかくしている。世紀末デカダン文学を読み解くキーワードとして、今では私たちに親しくなっている「宿命の女」とか「つれなき美女」とか「アンドロギュヌス」とかいった語は、すべて本書によって市民権を得たといってもよいであろう。プラーツ教授の駆使する資料は18世紀の聖侯爵から英仏伊の世紀末文学まで、さらにラファエル前派やギュスターヴ・モローらの画家にまで及んで博捜をきわめている。
目次
- メドゥーサの美
- サタンの変貌
- 聖侯爵の旗印のもとに
- つれなき美女
- ビザンティウム
- スウィンバーンと「イギリス風悪徳」
- ダヌンツィオと「言葉にたいする官能的嗜好」
「BOOKデータベース」 より