ベンヤミン「歴史哲学テーゼ」精読
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ベンヤミン「歴史哲学テーゼ」精読
(岩波現代文庫, 学術 ; 31)
岩波書店, 2000.11
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ベンヤミン歴史哲学テーゼ精読
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ベンヤミン 「レキシ テツガク テーゼ」 セイドク
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Note
引用文献: p185
ヴァルター・ベンヤミン略年譜: p187-188
Description and Table of Contents
Description
ベンヤミンの生涯の思考を結晶させた絶筆「歴史哲学テーゼ」は、歴史の連続性に依拠する進歩史観や勝者の歴史観に対峙する。敗者のありうべき過去の可能性を探求した彼の「歴史」とは何か。「救済の理念」による歴史把握の方法を哲学的に跡づけ、一八のテーゼの一つ一つに即して難解な歴史的時間論を初めて解読する。ベンヤミン思想の核心を初めて哲学的・思想史的に明らかにした鮮やかな読解。
Table of Contents
- 第1部 方法について(二分法の無限シリーズ;星座(コンステラチオン);静止状態;像(Figuren)による思考)
- 第2部 歴史の概念(神学の理念—第1‐3テーゼ;認識の可能性の条件—第4‐10テーゼ;解放の理念—第11‐12テーゼ;歴史的時間の概念—第13‐18テーゼ)
- 第3部 ベンヤミンの歴史的時間について(ときの間(Entr‐temps、Zwischen‐Zeit);「まだ‐ない‐もの」(未到来)はどこにあるか;コスモロジーと時間性)
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