ある文人歴史家の軌跡
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ある文人歴史家の軌跡
吉川弘文館, 2000.11
- タイトル読み
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アル ブンジン レキシカ ノ キセキ
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注記
西山松之助略年譜: p216-218
主要著書: p218-219
内容説明・目次
内容説明
「炒り豆も芽を出すことがある…、あきらめたらあきまへんで」祖母の言葉は常に歴史家の傍らにあった。人生を導く師とさまざまな人びととの出会い、全国行脚によって大成した家元研究、自ら制作し会得した茶杓の研究、伝説ともいうべき「勧進帳」実演。ここに展開される豊かな語りは、江戸の学芸を体現した、最後の文人歴史家の軌跡である。
目次
- 有年と姫路(姫路師範学校の受験;姫路師範の教育と夏の帰省;有年の「シャ」と「サノボリ」 ほか)
- 東京高等師範学校時代の青春(丸ビルと東京音頭;有年と東京の食べ物;楽浪への旅 ほか)
- 東京文理科大学のころ(満蒙開拓青少年義勇軍の教学奉仕隊として;戦時下の旅;東洋史の中国旅行 ほか)
- 歩く・実践・極める(松本彦次郎先生の形見;「勧進帳」の実演;家元研究の思い出 ほか)
「BOOKデータベース」 より