書誌事項

森林微生物生態学

二井一禎, 肘井直樹編著

朝倉書店, 2000.11

タイトル読み

シンリン ビセイブツ セイタイガク

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注記

引用文献: p[275]-300

内容説明・目次

内容説明

本書は、フィールドを森林に限定し、そこに繰り広げられる、微生物と植物あるいは昆虫・線虫などの動物との間の興味深い相互関係や、それらが森林の成熟・更新・衰退などに与える影響を、最新の研究成果をもとに体系的に整理したものである。個々のテーマの奥行きの深さや今後の研究の方向性を考えられるような配慮もなされている。微生物がかかわる生物間の相互作用については従来とかく看過されてきたのであるが、これについては、従来の考え方や方法では対処しきれず、今こそ新しい学問分野の創出が望まれている。本書は、この分野では文字通りわが国で初めての教科書であり、とりわけ若い学徒に限りなく魅力に満ちた世界を提供しうるものである。

目次

  • 第1章 森林微生物に関する研究の歴史
  • 第2章 微生物が関与する森林の栄養連鎖—植物との関係を中心に
  • 第3章 微生物が関与する森林の栄養連鎖—動物との関係を中心に
  • 第4章 微生物を利用した森林生物の繁殖戦略
  • 第5章 微生物が動かす森林生態系

「BOOKデータベース」 より

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