ソフトウェアの20世紀 : ヒトとコンピュータの対話の歴史

書誌事項

ソフトウェアの20世紀 : ヒトとコンピュータの対話の歴史

長谷川裕行著

翔泳社, 2000.12

タイトル別名

ソフトウェアの20世紀

タイトル読み

ソフトウェア ノ 20セイキ : ヒト ト コンピュータ ノ タイワ ノ レキシ

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注記

折り込表(1枚): 年表

参考文献: p309

内容説明・目次

内容説明

人類がコンピュータという機械に出会って、50年以上の歳月が過ぎた。20世紀のちょうど半ばあたりに登場したコンピュータは、この半世紀の間に私たちの生活に深く浸透し、生活様式から意識のあり方まであらゆる部分に影響を与える存在となった。このあたりで、コンピュータと人間との関わりの歴史を振り返ってみるのも、また意義のあることだと思う。本書はそのような意図で作られた。コンピュータの歴史をまとめた書籍はあまたあるが、多くはハードウェアの発達史が中心となっている。プログラミング手段の技術的な解説書もまた数多く存在する。しかし本書は、技術史でもなければ技術解説書でもない。“プログラミング”という行為を通して“人がどのようにして機械と関わってきたか”を眺める。言い換えると“コンピュータに意志を伝えるための言葉”—プログラミング言語の発達と変遷の過程を記した本である。

目次

  • コンピュータ以前—“計算機械”の夢‐原始時代〜20世紀初頭
  • コンピュータ黎明期—電気計算から電子計算へ‐20世紀初頭〜1949年
  • ソフトウェア黎明期—機械を操る言葉の誕生‐1950年〜1954年
  • 半導体時代—機械の言葉から人間の言葉へ‐1955年〜1959年
  • FORTRANを超えて—人間の言葉に近付いたプログラミング‐1960年〜1963年
  • FORTRAN、COBOLからの決別—ヒトと機械をつなぐもの‐1964年〜1966年
  • 言語の新たな潮流—計算手順から思考の記述へ‐1967年〜1969年
  • 未来を夢見た時代—考えるコンピュータの模索‐1970年〜1973年
  • ワークステーションとオブジェクト指向—個人に近付くコンピュータ‐1974年〜1976年
  • パソコン誕生前夜—共有の装置から個人の道具へ‐1977年〜1979年〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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