犬死 : 歴史から消えた8人の生贄
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書誌事項
犬死 : 歴史から消えた8人の生贄
小学館, 2000.11
- タイトル読み
-
イヌジニ : レキシ カラ キエタ 8ニン ノ イケニエ
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注記
参考文献: p216-222
内容説明・目次
内容説明
田舎将軍、傭兵隊長、官僚、錬金術師、芸術家…様々な人々が、何百にも分裂していたドイツの「国家統一」という「大義」に与した。しかし彼らの純粋、無邪気な正義と忠誠はさんざんに君主や民衆に利用され、あげく蠅でも叩き潰すように歴史から捨てられてしまった。本書はそんな浮かばれない有名、無名の八人の生き方、死にざまを描く歴史物語である。
目次
- 第1章 黒幕に操られ見捨てられたお人好しな太鼓叩きの物語
- 第2章 一本気と無邪気さで首を落した叩き上げ傭兵隊長の物語
- 第3章 暴君と民衆の生贄にされた哀しい官僚の物語
- 第4章 愛と忠誠を捧げ尽くした「死ぬ者貧乏」将軍の物語
- 第5章 理想を妄信して現実に殺された純真な老将の物語
- 第6章 半端な才能のおかげで終生籠の鳥となった錬金術師の物語
- 第7章 愛郷と忠誠を負わされ潰された善良な田舎将軍の物語
- 第8章 悪口と酷評に縊死させられた生真面目な芸術家の物語
「BOOKデータベース」 より