書誌事項

二十世紀思想渉猟

生松敬三著

(岩波現代文庫, 社会 ; 26)

岩波書店, 2000.12

タイトル別名

二十世紀思想渉猟

二十世紀思想渉猟

タイトル読み

ニジュッセイキ シソウ ショウリョウ

大学図書館所蔵 件 / 144

この図書・雑誌をさがす

注記

青土社 1981年刊の再刊

解説(木田元著): p331-337

内容説明・目次

内容説明

一九二〇年代ドイツのワイマル文化は短くも閃光のように輝き、今日もその残像は消えない。その瞠目すべき思想・芸術の多様性は、二〇世紀の問題のほとんどを提起し、「現代思想のるつぼ」となって沸騰した。そこに行き交うさまざまな人間像を具体的なエピソードで切り結び、二〇世紀思想の地層を発掘する思想史的エッセイ。

目次

  • 現代文化の葛藤—晩年のジンメル
  • クレンペラーの回想から—ジンメル余論
  • ドイツ科学の興亡—ワルター・ネルンスト
  • 時代からの逃走—フーゴー・バル
  • 形而上学の復活—ペーター・ヴースト
  • 大洪水の前に—ワイマル文化史への一寄与
  • ベルリン・ダダ—ディクス/グロース/ハウスマン
  • ただ一度だけ—テーオドール・レッシング
  • 芸術における精神的なもの—カンディンスキー
  • バウハウス、ひとつのユートピア?—ワルター・グロピウス
  • 神智学への道—ルードルフ・シュタイナー
  • 知恵の学園—ヘルマン・カイザーリング伯
  • ゲオルゲの周辺—ベルトラム/グンドルフ/ゲオルゲ派
  • パリ=ベルリン—1900−1933
  • ドイツ青年運動—若きベンヤミン
  • キャバレー文化—ヴェデキント/トゥホルスキー
  • カッシーラー遺文—アカデミーのドイツ系ユダヤ人たち
  • 新聞の文化史—ジャーナリズムのドイツ系ユダヤ人たち
  • 大衆文化としてのワイマル文化

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ