遊牧という文化 : 移動の生活戦略

書誌事項

遊牧という文化 : 移動の生活戦略

松井健著

(歴史文化ライブラリー, 109)

吉川弘文館, 2001.1

タイトル読み

ユウボク ト イウ ブンカ : イドウ ノ セイカツ センリャク

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内容説明・目次

内容説明

遊牧は、ヒツジを追って砂漠を放浪する気ままな旅ではない。それは、自給よりも国家権力や市場を志向する政治的な営みである。移動によって人間の生活はいかに組織されるのか。西南アジア遊牧民の知へのあくなき洞察。

目次

  • 遊牧民とはなにか(牧畜と遊動;西南アジアの遊牧民;遊牧民の二類型)
  • 牧畜に生きる—パシュトゥーン遊牧民(夏の牧野;牧畜経済とその背景;放牧の技法;秋と冬の暮らし)
  • 多様な生業をつむぐ—バルーチュ遊牧民(マクラーンの生活風景;砂漠の農と牧;宗教的少数者として)
  • 遊牧という文化(政治的なものとしての遊牧;遊動の社会力学;柔軟な社会構造)

「BOOKデータベース」 より

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