変換群入門
著者
書誌事項
変換群入門
シュプリンガー・フェアラーク東京, 2000.12
- タイトル別名
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Transformation groups in algebra, geometry and calculus
- タイトル読み
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ヘンカングン ニュウモン
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注記
日本語版監修: 雪田修一
ブックガイド: p[225]
内容説明・目次
内容説明
本書は、高校で習う程度の数学を学び終えた読者を対象にした、群論の入門書である。前半では、従来の教科書の構成とは異なり、変換群という群論の機能的な側面を強調しながら、群論のアイデアを解説する。「点の代数」からはじめて、平面運動、複素数の幾何と、群論のアイデアが自然にわいてくるように、次々と例をあげながらストーリーが展開されてゆく。読者は、折々に用意された練習問題を1つ1つ解いてゆくことによって、群論の基礎概念を身につけることができる。後半では、より一般の抽象群を導入し、群論の代数的な側面や双曲幾何における応用について紹介。さらに群の作用、軌道、不変量、平面結晶群の分類問題、そして連続群(リー群)を用いた微分方程式の解法についても学ぶ。群の概念が数学のさまざまな分野でいかに活躍しているかを見ることができる。
目次
- 第1章 点の代数
- 第2章 平面運動
- 第3章 変換群
- 第4章 一般の群
- 第5章 軌道と不変量
- 第6章 いろいろな変換
- 第7章 微分方程式の対称
- 付録(練習問題の解答及びヒント;ブックガイド)
「BOOKデータベース」 より