邪馬台国と近代日本

著者

• 千田, 稔 センダ, ミノル

書誌事項

邪馬台国と近代日本

千田稔著

（NHKブックス, 903）

日本放送出版協会, 2000.12

タイトル読み

ヤマタイコク ト キンダイ ニホン

注記

主要参考文献: p243-247

内容説明・目次

内容説明

「魏志倭人伝」に伝えられる邪馬台国は九州か大和か。倭の女王＝卑弥呼は神功皇后なのか。江戸時代の本居宣長・新井白石の論争にはじまり、明治の歴史学者、白鳥庫吉・内藤湖南の論争の背景には、それぞれの論者の国家観が浮びあがってくる。韓国併合を断行する近代日本の国家主義台頭の時代に、国策としての「東洋史」をめぐる二人の碩学の論点を軸に、ユニークな視点から古代史最大の謎を解く。

目次

• 第１章　「論争」以前
• 第２章　「東洋史学」の成立
• 第３章　二つの「卑弥呼考」
• 第４章　韓国併合と邪馬台国論
• 第５章　神武東征と邪馬台国東遷説
• 第６章　地政学以後
• 終章　日本人と邪馬台国

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

• NII書誌ID(NCID): BA49808721
• ISBN:
  • 4140019034
• 出版国コード: ja
• タイトル言語コード: jpn
• 本文言語コード: jpn
• 出版地: 東京
• ページ数/冊数: iii, 250p
• 大きさ: 19cm
• 分類:
  • NDC8 : 210.3
  • NDC9 : 210.273
• 件名:
  • BSH : 邪馬台国
  • NDLSH : 邪馬台国
• 親書誌ID:
  • BN00103381