鎌倉幕府の転換点 : 『吾妻鏡』を読みなおす
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鎌倉幕府の転換点 : 『吾妻鏡』を読みなおす
(NHKブックス, 904)
日本放送出版協会, 2000.12
- タイトル読み
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カマクラ バクフ ノ テンカンテン : アズマカガミ オ ヨミナオス
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注記
主要参考文献一覧: p211-216
内容説明・目次
内容説明
源頼朝は、以仁王の令旨を受け取ったから挙兵したのか。畠山重忠は、源家重代の家人といえるのか。北条政子は、息子である頼家をなぜ将軍職から追い落としたのか。源実朝は、どうして将軍になれたのか。従来、通説として流布してきた鎌倉幕府にまつわる出来事を、正史『吾妻鏡』の精緻な読みなおしによって、白日の元にさらす。将軍権力や執権体制の形成と変革の過程の実態に迫り、鎌倉幕府の歴史にあらたな光を当てる。
目次
- 序章 鎌倉幕府の転換点を考える
- 第1章 可能性としての源頼朝
- 第2章 ポスト頼朝を勝ち残るのは誰か—比企氏の乱への道
- 第3章 北条時政の栄光と没落
- 第4章 源氏はなぜ断絶したのか—承久の乱の一側面
- 第5章 北条政子の時代が終わるとき
- 第6章 宝治合戦の真実—北条時頼の苦悩と安達景盛の決断
- 終章 『吾妻鏡』最後の事件—宗尊親王送還
「BOOKデータベース」 より