富士曼陀羅 : 三島由紀夫と武田泰淳

書誌事項

富士曼陀羅 : 三島由紀夫と武田泰淳

樋口覚著

(五柳叢書, [67])

五柳書院, 2000.11

タイトル読み

フジ マンダラ : ミシマ ユキオ ト タケダ タイジュン

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内容説明・目次

内容説明

衝撃の三島体験から30年。戦後を代表する文学者のライフワーク『豊饒の海』と『富士』には、生まれ変わりの物語があった。著者は、二人の浸透し合い対立し合う創作上の戦いを徹底解読する。

目次

  • 1 「三島事件」の発生、その直後
  • 2 武田泰淳の『富士』(富士曼陀羅;富士と人類的疲労;戦争と狂気;嘘言症患者一条実見の手記 ほか)
  • 3 三島由紀夫の『豊饒の海』(本多繁邦の法的人生と「転落」;「法律的正義」と「道義的革命」の論理;本多繁邦の「生まれ変わり物語」;「生まれ変わり物語」の類型論 ほか)
  • エピローグ 三島由紀夫の『蘭陵王』と「最後の一句」

「BOOKデータベース」 より

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