「在日」を考える
著者
書誌事項
「在日」を考える
(平凡社ライブラリー, 376)
平凡社, 2001.1
- タイトル別名
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「在日」を生きるとは
在日を考える
- タイトル読み
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「ザイニチ」 オ カンガエル
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注記
参考文献: p353-354
岩波書店 1992年刊『「在日」を生きるとは』から一部を再録、論稿加え再編集したもの
内容説明・目次
内容説明
「在日」を考えることは、戦後の日本社会に内在化された日本と朝鮮、さらにアジアとの関係を考えることであり、同時に、21世紀におけるナショナル・アイデンティティを問いかけることでもある。新たな朝鮮半島・東アジア情勢と可能性としての「在日」を考える。
目次
- 1 朝鮮人にとっての国境—流浪の民の国際関係
- 2 在日一世の思想—植民地体験の精神構造
- 3 在日朝鮮人の“内なる天皇制”—権威的秩序の内面化
- 4 「在日」の国籍と呼称—分断的・二分法的思考をどう乗り超えるか
- 5 「不遇の意識」からの出発—「在日」を生きるとは
- 6 「記憶」と社会科学的認識—「在日」にとって記憶とはなにか
- 7 「在日」にとっての東アジア認識—南北統一への歩みのなかで
- 8 韓国同時代思想へのまなざし—思想の営みから学ぶもの
- 9 21世紀への「在日」のアイデンティティ—「関係性」のあり方
「BOOKデータベース」 より